財団法人内外財務研究所



研究会レポート
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[本日のテーマ]
? 三角合併と企業防衛について

1.日時 平成18年11月27日 (月曜)15時〜17時30分
2.出席者 本日のリーダー
研究会員 2名
山科 裕((株)ビジネスデザイン 社長)
柏木 利清 元日本触媒大阪支社次長
高嶋 信夫 当財団理事長

[研究内容の要約]

07年5月より三角合併がスタート(解禁)される。国内ではマルハ、ニチロが経営統合すれば国内トップとなる。
また、明星食品にTOBをかけて、日清食品が合併を目指す。
この動きには外資ファンドが絡んだ。

最近、新株発行、予約権発行が百社以上となったと日経に載っていた。
また第三者割り当ては、今年いっぱいに104社とか。

円キャリートレードで日本の安い金利で借り入れ、他の通貨で世界で運用する外貨が多くなってきたが、これは来年の三角合併をにらんだ流れになっていくだろう。このあおりで年内円安傾向がつづくだろう。

HOYA、ペンタックスの合併の話も出てきた。医療売上倍増を計るとか。このような動きは、来年の三角合併に向けて多発するだろう。今後、国内トップ企業で世界シェアーを争う外国資本が時価総額トップを狙ってどんどん参戦してくるだろう。

今後の対応をどうしたらよいか(質疑応答)
?
1. 今後の株式市況はどんな影響があるか?
これははっきり分からないが、たぶん株価にとってはプラスとなり株価は上昇過程をたどるだろう。
2. とくに鉄鋼、電力、薬品、不動産、などは企業防衛の観点からも資本増強と合わせて、時価総額を上昇させるだろう。最近、鋼鉄株がここ1年で株価が3倍になったのもその表れではないか。
3. 三角合併についての、課税上の取り扱いなどまだ詳細に決まっていないので、このテーマは改めて取り上げることとしたい。
本日はほんの触りだけに終わった。


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